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養育費に関する簡易診断

 はじめに
 計算結果については、家庭裁判所において養育費や婚姻費用の額を決める場合に参照される算定表に基づいています。
 算定表は、研究結果に基づいて適正妥当な金額を見るために実務上広く定着しているものですが、両当事者の収入から導かれる1つの目安に過ぎず、最終的には個別具体的な事情(例えば、教育費が嵩む事情がある、子供に重度の障害があり高額な治療費がかかる、など)も加味して決定されることをお断りしておきます。
 また、算定結果は当事者それぞれの収入をもとに算出するものです。この点、本簡易診断では、無職の場合や相手の収入が不明の場合でも、賃金センサスに基づいて一定の収入額を推計して算出の基礎としています。

※賃金センサスとは、わが国の賃金に関する統計であり、正式には「賃金構造基本統計調査」と呼ばれるもので、主要産業に雇用される常用労働者について、その賃金実態を労働者の種類・職種・性別・年齢・学歴・勤続年数・経験年数別等に調査結果をとりまとめたもの。

 従って、実際の収入と相違する場合がありますし、育児や病気等で働きたくても働けない場合など、そのまま賃金センサスを使って推計することが妥当でない場合でも便宜上賃金センサスを使用した数値を基に算出している点をご了承下さい。
 なお、養育費を支払ってもらう側が再婚して再婚相手との間で養子縁組がなされた場合や、あるいは、養育費を支払う義務を負う側が再婚して再婚相手との間で子供が生まれた場合など、当事者それぞれの再婚事情によって養育費の額が大きく変わる可能性があります。
 したがいまして、当簡易診断で算定される養育費の額については、飽くまで1つの目安として参考にしていただければと思います。