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介護事業者の方の労務管理のご支援

 

3 労務管理のキーポイントを押さえていますか?

(3)労働保険・社会保険への加入

労働保険や社会保険に加入すべきなのに加入されていない事業所も見受けられます (なお、労働保険の基本的な概要についてはこちらを 、社会保険の基本的な概要についてはこちらを ご覧下さい)。

加入すべき労働保険・社会保険に加入しない場合の以下のようなリスクやデメリットを回避するためにも、労働保険・社会保険には加入するようにしましょう

① 労働災害が発生した場合、従業員が速やかに補償を受けられないことがある

介護サービスは一般に重労働であり、中高年齢の女性のホームヘルパーも多いため、また、不規則な勤務、夜勤の影響で注意力を欠くこともあり、介護作業中に怪我をすることがよくあります。また、腰痛症や脛肩腕症候群に罹患するなど、労災発生のリスクが高い業種です。

② 本来受け取れるはずの年金や失業手当が受給できなくなり、労働者や退職者との間で、トラブルになる可能性がある

③ 加入すべきものに加入していないことで、従業員が事業者に対して不信感を抱き、優秀な人材が定着しない

もちろん、加入するだけでなく、保険料の支払も滞りなく行いましょう。この点、介護保険法の改正により労働保険料を滞納している場合の指定取り消し等が規定されましたので、注意が必要です。

また、事業主の方も介護の現場で他の従業員と一緒に働いているというケースも多いと思います。労災保険に関しては、事業主でも加入出来る特別加入制度もありますので、ご検討ください(詳細はこちらをご覧下さい )。

なお、労災が発生した場合の対処法についてはこちらをご覧下さい

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